10/9〜10 八経ヶ岳・弥山 - ももんが山岳会
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10/9〜10 八経ヶ岳・弥山

大峰山脈の弥山、八経ヶ岳に行って来ました。

この時期、南アルプスへの遠征を計画していましたが、先日の藤原岳での道迷いでちょっと山が怖くなっていることもあり、以前行ったことのある近畿圏内の山に変更しました。
2年前の夏に同じコースを歩いたときは、その行程の長さに苦労しましたが、
私の大好きな「山また山」の風景を堪能することができ、充実した山行でした。
あのときを思い出しながら登ってみることにしました。

10月9日6:30、天川村役場をスタート。
登り始めは不規則な急登の連続です。
古い鉄塔を越えた辺りから気持ちのよい尾根道になりますが、先はまだまだ長い。
小雨が降っていましたが、樹林帯なので濡れることなく歩くことが出来ました。

R0003707八経ヶ岳・弥山・栃尾辻まで

林道との合流地点を過ぎるとまた急登の連続。
休みを入れつつ3時間半で栃尾辻に到着です。

R0003710八経ヶ岳・弥山・栃尾辻避難小屋
(栃尾辻の避難小屋。怖くて中は覗けません)

ここで多い目の休憩をとり、再び歩き出します。
出だしのオオビヌキ坂がこれまた急登。
これを登り切り、広い尾根筋を行きます。

R0003717八経ヶ岳・弥山・不明瞭な道
(2年前に間違って谷に下りて行ってしまったところ。同じような人が多いのか、下りて行かないようロープが張られていた)

R0003726八経ヶ岳・弥山・広い尾根

ここから先は巻き道が続きますが、一部極端に狭いところや崩れているところもあり、気が抜けません。

八経ヶ岳へ直接つながる高崎横手出合を過ぎると、急坂を下って狼平へ。
この辺りから紅葉が目立つようになって来ました。
雨も止み、視界が明るくなります。

R0003739八経ヶ岳・弥山・狼平手前

R0003743八経ヶ岳・弥山・双門弥山コース禁止

R0003747八経ヶ岳・弥山・狼平小屋
(狼平避難小屋。すごく快適そうな小屋です。ここも一度は泊まってみたい)

狼平小屋からは弥山への最後の一登り。延々と続く木道に心が折れそうになります。
2年前のしんどさがよみがえりました。

R0003748八経ヶ岳・弥山・弥山までの長い階段

14:40、弥山小屋に到着。
休憩を多めに取ったとはいえ8時間超の行程はさすがに疲れました。

IMG_2798八経ヶ岳・弥山・弥山小屋前テント

小屋の隣にテントを張り、夕食を作ります。

IMG_2799八経ヶ岳・弥山・やきそば1
豚バラ肉を炒め、

IMG_2800八経ヶ岳・弥山・やきそば2
野菜を投入。

IMG_2802八経ヶ岳・弥山・やきそば4
さらにそばを入れて塩焼きそばの完成。
小屋で買ったビールとともにいただきます。
う〜ん、たまりません。

この日はテント場には私の他は1人のみで、とても静かな夜でした。
月が大変明るいのですが、星も負けじと輝いています。流れ星も見ることができました。
技術がないので写真は撮れませんでしたが。

10日5:00に起床。テント内で朝食をとります。

IMG_2809八経ヶ岳・弥山・目玉焼き
目玉焼きを

IMG_2811八経ヶ岳・弥山・ターンオーバー
ターンオーバー!

IMG_2814八経ヶ岳・弥山・ガーリックトースト
ガーリックトースト

5:40、テントを出て日の出を見に行きます。

R0003771八経ヶ岳・弥山・日の出

日が昇るにつれて浮かび上がる雲海が美しい。

R0003786八経ヶ岳・弥山・八経ヶ岳山頂部

テントを撤収し、八経ヶ岳を目指します。
頭上は雲ひとつない青空。
30分ほどで山頂(1916m)に到着しました。

R0003790八経ヶ岳・弥山・八経ヶ岳山頂

R0003795八経ヶ岳・弥山・八経ヶ岳から1

R0003798八経ヶ岳・弥山・八経ヶ岳から3

R0003802八経ヶ岳・弥山・八経ヶ岳から5
(左に弥山小屋が見えます)

R0003809八経ヶ岳・弥山・八経ヶ岳から4

空の青さ、遠くに浮かぶ雲海。
そしてどこまでも続く山。
30分山頂にいましたが、出会う人もなく、まさに近畿で一番高い場所を独り占めしました。

R0003814八経ヶ岳・弥山・十分に蒸らしました
(十分に蒸らしました)

R0003816八経ヶ岳・弥山・八経ヶ岳から6

帰りは弥山辻からレンゲ道と呼ばれる尾根道をたどり、高崎横手出合から昨日歩いた道を下りていきます。
14:25、天川村役場前に下山しました。

2日間で歩いた距離は約28km。標高差は1295m。
高さ2000m足らずの山ではありますが、本当に「登った!」と実感できる山です。

山の楽しみ方はいろいろありますが、私の好きなスタイルは長距離縦走です。
重いバックパックを担ぎ直すたびに「なんでこんなしんどいことをするんだろう」と思いながら、それでも歩くのはなぜか?
私にも正直うまく言い表せませんが、自分の足だけで深い山の懐に入り込み、眺望だけでなく山そのものを感じることができる。
それが長距離縦走登山なのです。
(文と写真・いさお)
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コメント

非公開コメント

キレイな日の出ですね!

らしい、山行ですね。
静かに向き合う時間、しみじみですな。